今回は、教育科目で学ぶ「2歳~12歳までの子どもに見られる特徴や特性」について理解を深めていきます。

子どもを指導する場面で、
「進め!いけ!頑張れ!」だけでは、上手くいかなかった経験はありませんか?

指導の効果を高めるためには”子どもを知る”ことから始まると考えています。
事前知識として、子どもの特性や成長発達する過程を学んでいるといないとでは、子どもヘのアプローチ方法が全く変わってきます。
敷いては、子どもの成長が大きく変わります。

講義では、児童心理学に基づいた指導者の把握すべき内容を学びます。
一概に特徴を一括りにすることは出来ませんが、傾向として特徴を捉えることは可能だと考えています。

では、少し詳細をみていきましょう!

■2歳児
自己主張が始まり素直でなくなり、指示や命令に反抗的になる第一反抗期の始まりです。
独立心が芽生えてきた証拠でもあります。
この時期は、そのような行動を反抗と捉えず情緒を受け入れ、あたたかく見守ることが指導者には大切です。

■3歳児
才能をのばすうえで大切な時期です。
行動が活発になり、気持ちが変化しやすく言い出したら譲らないことが多くなる時期です。
「なんでも自分でやりたがる」時期でもあり、その気持ちを大切にすることで、将来のやる気が育っていきます。
この時期は、やりたがる生活態度を育て、上手にできなくても手を出さずやらせることが大切です。



など、年齢ごとに傾向があると考えています。
講義では2~11歳児まで年齢ごとの特徴を詳細に学んでいきます。

なぜ、私たちは子どもの特性を学ぶことが必要なのか?
それは、指導者はどの子にもある才能を見つけることができ、指導者の言葉は子どもたちに自信と勇気を与えられるからです!