今回は、経営科目で学ぶ「体験会の配置と戦略」の『体験会の事前準備』についてお伝えします!
体験会の参加者に“楽しかった!チームに入りたい!”と感じて頂くためにも、事前準備を詳細に詰めておくことは重要です。
どのよう点に気を付けて準備をすればよいのか?
大きく3つ重要ポイントがあります。
1⃣顧客のneeds(ニーズ)の把握
体験会で把握すべき対象者は「保護者」と「子ども」です。
スクール入会の意思決定は子どもの意見を尊重しつつも、最終購買決定者は保護者です。
・競技性?
・楽しさ?
・人間的な成長?
対象の保護者がスクールに求めるポイントは何なのか?を家庭ごとに事前把握することは重要です。
2⃣適した体験会プログラム内容
実際に体験するのは「子ども」であるため、個々にどんな特徴があるのかを事前把握する必要があります。
・人見知りなのか?
・運動の好き嫌いは?
・競技の得意不得意は?
集団への対応能力や興味関心がどこにあるのかをしっかり把握しておきます。
3⃣イレギュラー対応
体験会にはイレギュラーがつきもので、円滑に進めるためにも事前準備が大切です。
・指導者全員が体験会の配置を把握しているのか?
・イレギュラーに対する事前把握と共有はできているのか?
●体験会に入れない子どもがいた場合
●遅刻してくる参加者がいた場合
●体験者の技術的差があった場合の指導方法 など
■まとめ
①顧客(保護者・子ども)ニーズの把握
②体験者の能力にあったプログラム
③イレギュラーの事前把握と共有
スクールに対して好印象を持っていただき、入会を意識し頂くためにも徹底した事前準備が大切ですね!
次回は指導科目で学ぶ「ウォーミングアップ」について学んでいきます!