指導者の皆さんは、その日の指導内容をどのように進めるべきか悩まれた経験があるのではないでしょうか。

勉強や仕事と同様にスポーツ指導においても「事前準備が大切である」ということは皆さんのご承知の通りかと思います。

スポーツ指導において事前準備とは「指導案」を準備することであると思います。

その日の練習メニューを事前に検討した上で、指導に入ることで効率よくかつ効果的な指導ができると思います。

指導案の作成において、重要なポイントについて、ご紹介したいと思います。

子どもたちの人数や利用できる場所の広さなどで、内容を調整する必要がありますが一つの参考情報となれば嬉しいです。

指導案作成のポイント

  1. 情報の再確認
  2. テーマを決める
  3. 図解化する
  4. メニューとテーマの整合性
  5. 時間の管理
  6. 振り返り

1.情報の再確認

「実施日」「練習環境」「子どもたちの人数」「対象年齢」など定量的な情報を再確認することで、メニューのイメージをつけやすくなります。

2.テーマを決める

その日の練習全体のテーマを決めます。技術面、心理面(心の成長)の心身両面の観点から指導案のテーマを決めることをおススメします。

3.図解化する

文章と合わせて図を描くことで練習メニューをイメージしやすくなりなります。子どもたちへの説明の際にも活用することができます。

4.メニューとテーマの整合性

ある程度メニューが決まったらそのメニューが設定したテーマに対して、どんな効果があるのかを記載します。

そうすることで、1日の練習内容に一貫性が生まれより効果的な練習ができます。

5.時間の管理

練習を始めるまでの準備時間、メニューごとの練習時間、練習間の休憩時間など時間を意識することで無駄のなく練習をすすめることができます。

6.振り返り

最後に練習全体を振り返っての「良かった点」「次回への改善点」を設定することで、やりっぱなしにならず常に指導力が良くなるサイクルがうまれます。

上記ポイントは指導案を考える際に考慮されていましたでしょうか?

細かく設定するればきりがありませんが、一定期間は同様の内容で書き進め、定期的に記載ポイントをリバイスしていくことは大切かと思います。

 

充実した練習メニューを行うことが、子どもたちの成長とスクールのブランド力向上に繋がります。

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